夏場に鶏たちに元気な卵を産んでもらう工夫

こんにちわ!大分県産の鈴木養鶏場の鈴木です!


先日、宮崎県の高千穂にいってきました~。

 

高千穂はマイナスイオンいっぱいでしたが、

まだまだ残暑は厳しいですね~。


人間と同様に、鶏たちも夏の暑さにはキツさを感じています。

 

鈴木養鶏場では、お客様に美味しい卵をご提供するために、

この夏場に、いかに鶏に快適に過ごしてもらって、

元気な卵を産んでもらうかを考え様々な工夫をしています。

 

今回は夏場の鶏の管理についてお伝えします!

ウインドレス鶏舎とアニマルウェルフェアのゲージで快適に

 

まず最初の工夫は鶏舎!

 

鈴木養鶏場の鶏舎は「ウインドレス鶏舎」です。

 

ウインドレス…つまり窓が無い鶏舎。

 

日光が鶏舎に入らない分、通常の鶏舎より涼しく、

換気扇をフルパワーに働かせ、

天井のスリットと呼ばれる部分から風を入れ

鶏に直接風を当てないように空気を循環させています。

 

鶏舎の壁には50mmぐらいの断熱材も使い、暑さ寒さ対策をしています。

 

また、アニマルウェルフェア(動物福祉)のゲージを使っているため

鶏を狭いスペースにギュウギュウにつめて育てず、

鶏たちの数に対して広いスペースをとっています。

 

ゆったりスペースも涼しく過ごしてもらう工夫です。


冷たくて美味しい水を飲んでいます

 

つづいての工夫は、冷たい地下水!

 

夏場は人間も水分補給が大切なように、当然、鶏たちも水分補給が重要です。

 

鶏たちが飲む水は、「ウォーターピック」システムを利用して、

鶏舎のどこで飲んでもきれいな水が行き届く仕組みになっています。

 

水は冷たい地下水を汲み上げています。

気温が上がってくると、タンクに氷を入れて更にひんやり(^o^)。

 

というわけで、夏場の卵は通常より水分量は増えますが…鈴木養鶏場の卵は、栄養たっぷりの飼料を食べ、新鮮な地下水を飲んで育った鶏が産んだ卵です。安心してお召し上がりくださいね。


夏場の卵が水っぽくなるのはなぜ?

 

夏場はどうしても卵が水っぽくなります。


それは、夏場は鶏たちも水をたくさん飲むからなんですよ。

品質には全く問題ありません。

 

水っぽい夏場の卵の調理方法として、

ゆでたまごは通常のゆで時間より1分伸ばすとできあがりたよくなります。

涼しい時間に、ひと手間かけた餌を与えます

 

暑くなると、鶏も食欲が落ちてしまいます。

そこで、夏場に与える飼料にもひと工夫\(^o^)/

 

飼料をあたえる時間を夏場は通常より早くして

暑くない早朝にしています。

 

まずは与える量。

通常一日100グラムの餌を4回に分けて与えるところを、5回に分けています。

少量ずつの方が食べやすいですよね。

 

飼料そのものにも、ひと手間かけています。

 

夏場には、元気が出るニンニクフレークやトウガラシ粉末をブレンドし、乳酸菌も増量して、スタミナ飼料を作って鶏たちに食べさせます!

 

鶏たちもよろこんで食べてくれてます(^^)


卵の保管は冷蔵庫で

 

卵は35度で3日も置くと、あまりよくないという実験データもあります。冷蔵庫に入れて、10度以下での保管をおすすめします。

 

これからも暑さは続きますが…鈴木養鶏場ならではの鮮度でお届けした卵で、どうか元気にお過ごしください(*^_^*)

 

「すずらん食品館」にお越し頂ければ、より早く新鮮卵をお買い求めいただけます。

 

ご来店を心よりお待ちしております。


すずらん食品館

鈴木養鶏場のたまごをたっぷり使ったスイーツ販売店

『すずらん食品館』

住所/大分県 速見郡日出町 藤原 5707-12

電話番号/ 0977-72-6734

交通手段/ 大神駅から2,387m

営業時間 [月~土]9:00~18:00  [日]9:00~17:00 ※日曜営業