こんにちは(^o^)丿鈴木養鶏場の鈴木です!
先日、幼稚園児のみなさんが、遠足に出かけている姿を見かけました。
かわいいですね~!
ちなみに、鈴木養鶏場のひよこ達もたくましく、かわいく育っていますよ~!
今回は、鈴木養鶏場では、どうやってヒヨコを育てて、
元気な卵を産む鶏に成長させているのかをお伝えします!
1年間で約9万羽!?ひよこたち
梶原種鶏孵化場(しゅけいふかじょう)
~大分県宇佐市のヒヨコ屋さん~で孵化された、初生雛(生まれて1日目)を仕入れて、鈴木の鶏舎で育てていきます。
ヒヨコは4か月に1回、
約3万羽 仕入れます!
年間にすると、約9~10万羽 のヒヨコが鈴木養鶏場にやってきます (^o^)
幼すい舎の温度と湿度の管理について
まず、ヒヨコたちを 幼雛舎(ようすうしゃ)
(生後60日までのヒヨコ専用の鶏舎) に入れます。
実は、仕入れて最初の1週間が、
とても大切な期間になります。
幼すう舎内は初日
湿度 約90%
温度 35℃
に設定しています。
湿度を高くする理由は、生まれたばかりのひよこは口から水を飲めないこともあり、皮膚から水分を与え乾燥を防ぐためです。
温度を35°Cに設定する理由は、鶏の体温が40°であり、
親鶏の体内にいた時と近い温度を保つためです。
生まれたばかりなので、湿度、温度には細心の注意をはらっています。
毎日1度ずつ温度 を下げながら 湿度 も下げて外気と同じ環境にします。
病気もヒヨコのうちにしっかり予防!
病気予防 にも気をつけており、生後日数に応じて定期的に獣医師の指導によりワクチンや薬をキチンと与えています。
ちなみに薬は…
成長して鶏になり卵を産む頃になると、食べた物が卵に影響するので、薬は与えません。ですから、ヒヨコのうちに、しっかりと病気の予防をしておきます!
ヒヨコの成長に応じて餌の内容も変わります(^^)
エサは30日までは、たんぱく質が多く 食べやすいように、粒を細かくしたものを与えています。
その後穀物の割合を増やしていきます。
例えばトウモロコシの粒の荒い餌を与えることによって、消化吸収のスピードがゆっくりになり、腸が長く強くなります。消化吸収の良い腸を持つ鶏が育ちます。
特にモミを与えると、その傾向は顕著にあらわれることが確認されています。
最初はヒヨコいっぱいにした方があたたかく、体温を維持できるので、にぎやかに 幼すう舎 で飼っていますが、60日を過ぎると3つの鶏舎に分け、広々とした環境で過ごすことで、運動 させ 体力 をつけさせます。
病気に強く、健康で元気に卵を産めるようになるのは生後約120日からですね。
ヒヨコから大切に育ててきて成長させた鶏が産む 「すずきさんちの卵」
ぜひご賞味くださいね。
鈴木養鶏場内の「すずらん食品館」、県内のスーパーや生協でも販売しております。
皆様のご来店をこころよりお待ちしております。
すずらん食品館
鈴木養鶏場のたまごをたっぷり使ったスイーツ販売店
『すずらん食品館』
住所/大分県 速見郡日出町 藤原 5707-12
電話番号/ 0977-72-6734
交通手段/ 日出駅から4.8km
営業時間 [月~土]9:00~18:00 [日]9:00~17:00 ※日曜営業
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