鈴木さんちの鶏たちが食べている飼料米(後編)

こんにちは!師走ですね!

みなさん、お元気ですかー!

鈴木養鶏場のCOO、鈴木です(^o^)丿

 

鈴木さんちのたまごの特徴の一つは、

地元大分県で生産された『飼料用米』

ニワトリたちに食べさせていること。

 

前回のたまごブログでは、

鈴木養鶏場の飼料米活用の調査にいらっしゃった

『日本飼料用米振興協会』さんの

視察レポート前編をお届けしました。

 

後編では、大分県日出町で飼料米を生産されている

軒の井生産組合の佐藤代表のお話をお届けします!

 

ー 飼料米を作るきっかけは?

(佐藤代表)
飼料米を作り始めたのは

全国的にも結構早い方でしたね。

 

10年ぐらい前に、

鈴木会長がうちの組合に来て

「飼料米を作ってみない?」と

提案してくれたことがきっかけです。

 

当時は、まだ国の政策として

飼料米を推進していなくて、

国の助成金もない時代。

 

どうしようかなと迷いましたが、

 

「少しでいいから」と会長に勧められ、

0.5アール分だけ作ったのが最初です。

  

ー 作り始めてどんな変化がありましたか?

(佐藤代表)

飼料米を作り始めてから

徐々に情勢が変化してきて

国が積極的に飼料米を推進しました。

 

水田を活用するためにもと思い

飼料米の生産スペースは

どんどん増えていきましたね。

 

現在は、私が携わっている

15ヘクタールの水田の作付け割合は

10ヘクタールが飼料米で

5ヘクタールが食米です。

 

うちで作った飼料米の全てを

鈴木さんに買い取ってもらっています。

ー 今後の展望は?

(佐藤代表)

飼料米を作るのも食米を作るのも、

「この地域の水田を守るため」

というのが基本的な考え方です。

 

水田を守ることで

水田の保水力が減災にも繋がります。

 

この辺りは中山間地が多くて、

ちょっと目を離して、手入れを怠ると、

2〜3年で荒れて藪になり、

5〜10年たったら復元するのは大変です。

 

近くの海水浴場やハーブ園を訪れる皆さんからは、

「ここの水田はよく管理されているね

 春は麦が植えられていて、夏は青稲が育ち、

 秋は稲穂が見られる。ここに来れば農園の風景が

 見られて和やかな気持ちになれるよ」

 

と言葉をかけられることもあり、
水田を守る意義を感じています。

 

今後は維持だけじゃなくて

発展させないといけないと思っています。

以上が佐藤代表のインタビューでした。

 

地域の水田風景が守られていることと

鈴木養鶏場の飼料米が関連されていることが

改めてわかり、私たちも勉強になりました。

 

お米も地域も大切に、

これからも美味しい卵づくりに

励んで行きたいと思います!

 

 

すずらん食品館

鈴木養鶏場のたまごをたっぷり使ったスイーツ販売店

『すずらん食品館』

住所/大分県 速見郡日出町 藤原 5707-12

電話番号/ 0977-72-6734

ホームページ/ https://www.suzuran.shop/