こんにちは。鈴木養鶏場の鈴木です!
二学期ももうすぐ終わるなぁ。
秋は文化祭や発表会など行事がいろいろありますね~♪
子供の成長が見られるのって嬉しいですよね。
さて、鈴木養鶏場の鶏たちも、卵から生まれ、
ひよこになり、大切に育てられておとなの鶏になります。
ただ今、ひよこ用の鶏舎である育雛舎(いくすうしゃ) を
リフォームしています!
通常の養鶏場では、ひよこ用の鶏舎で卵を産むまで飼育し、
卵を産むようになると大人の鶏用の鶏舎に移して飼育をしています。
しかし!鈴木養鶏場では、美味しい卵をご提供させていただくために、
ひよこ用と大人用の2つの鶏舎の間に、もうひとつ鶏舎を作り、
3つの鶏舎で飼育しています!
今回は、3つの鶏舎の各々のポイントと、なぜ3つの鶏舎で育てるのかの
秘密を大公開します!
ひよこ時代は優しく大切に育てる!
まずは、ひよこ時代を過ごす育雛舎からご紹介します!
人間でいう保育園みたいなところで、生後0日~60日のひよこを飼育します。
こちらの画像は育雛舎の屋根をリフォーム中の画像です。
育雛舎はウィンドレス(窓がない)鶏舎で、外部からのウイルスを防ぎ、
ひよこに欠かせない潤い(湿気)を保つ環境で大切に育てられます。
そして、生後60日を過ぎると引越しをして環境を大きく変えます!
中大雛舎(ちゅうだいすうしゃ)ではあえて鍛える!
一般的には生まれたばかりのひよこが卵を産めるようになるまでの生後0日~120日は同じ環境の鶏舎で飼育され、卵を産めるようになったら、おとな用の成鶏舎に移します。つまり鶏舎の引っ越し回数を 1回で済ませます。
しかし鈴木養鶏場では、
生後60日~120日に中大雛舎(ちゅうだいすうしゃ)に移します。
まとめるとこうなります!
ひよこ (0~60日) →育雛舎 いくすうしゃ
若い鶏 (60~120日)→ 中大雛舎 ちゅうだいすうしゃ
おとなの鶏(120日以上) → 成鶏舎 せいけいしゃ
ひよこ鶏舎で大切に優しく大切に育ててきましたが、
中大雛舎では一転!
開放鶏舎で餌を与えすぎないように注意します。
餌を与えすぎると太ってしまい、産みづらくなるので餌の量を調整します。
他にも、
足腰を鍛えてシャープで強い鶏を育てます。
密飼いせずに広いスペースを歩かせることで、筋力と骨の成長を促します。
産卵の後半時期まで鶏の体力が衰えないようにして、
元気に良い卵を産んでもらうように中大雛舎でしっかり鍛えます!
人間にとって運動が大切なように、鶏も運動が大切です。
いい卵を継続的に産むためには、足腰大事!なんですね!
鍛えられた鶏たちが、生後120日になって卵を産むようになると、
次は快適で産みやすい鶏舎に引越しです!
引越しの時には、一羽ずつ丁寧に捕まえて移動台車に入れるのですが、
触ると鶏の骨格や肉付きが分かります。
その中でも痩せている鶏などは、成鶏舎に移動させる時に管理しやすい目の届きやすい場所に入れて重点的に管理して標準体重にもっていくようにします。
スタッフはプロなんで、触ったら瞬時に分かるんですよ。
アニマルウェルフィアの鶏舎で快適に卵を産んでもらう!
約二万羽の鶏たちの引っ越しは手間とコストのかかる作業です。
一羽ずつ捕まえて移していくので、何日もかかります。
しかし、中大雛舎 を設け、移動の手間を惜しまないのは、
より美味しい卵をお届けするための鈴木のこだわりです!
3つの鶏舎でこだわって育てた
元気な鶏たちから産まれた卵をぜひご賞味下さい~!
すずらん食品館
鈴木養鶏場のたまごをたっぷり使ったスイーツ販売店
『すずらん食品館』
住所/大分県 速見郡日出町 藤原 5707-12
電話番号/ 0977-72-6734
交通手段/ 大神駅から2,387m
営業時間 [月~土]9:00~18:00 [日]9:00~17:00 ※日曜営業
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Yuko Yasutake (月曜日, 25 9月 2023 22:44)
なぜか養鶏を調べています。ニワトリさんに感謝。手間をかけて平飼いされているのはすばらしい。遠すぎていけませんが事業の発展をお祈りします。