こんにちは!
鈴木養鶏場のCOO、鈴木です(^o^)丿
8月もあと少しで終わりですが、
まだまだ残暑が厳しそうですね。
みなさん、お元気ですかー!
先日、日本農業新聞さんの取材を受けました。
テーマは、
『この暑〜い夏を農業関係者は
どうやって乗り切っているのか?』
前回のブログでは、夏場の対策として、
『水分補給やエサ』をテーマにお伝えしましたが、
取材ではアニマルウェルフェア対応の鶏舎で
いかに温度調整しているかをお話ししました。
そこで、今回のたまごブログでは
温度調整を詳しくご報告します!
冷たい空気を入れることが大事な温度調整ですが・・・、
実は、アニマルウェルフェア対応の鶏舎は窓がないんです!!
窓がない理由は、
- 窓からウイルスが鶏舎に入ってくる
- 窓から小動物や、野鳥、渡り鳥の類が飛び込んでくる
などのリスクがなくし鶏たちを守るため。
それでは、どうやって空気を入れているかというと・・・
入口近くのスプリンクラーから水を出し、
ダンボールメッシュでできた入口壁に涼しい外気を鶏舎に送ります。
鶏舎のサイドにある4つのベンチレーションを開けて、
さらに涼しい外気を取り入れます。
取り入れた外気を、鶏舎内に流して外に出すために、
入口の反対側からは、逆に鶏舎内の空気をひっぱり出す必要があります。
そこで、反対側にはインバーターがついた大型換気扇が6個があり
空気を引っ張ります!
イラストにするとこんな感じです!
刻一刻と変化する鶏舎の温度に合わせて、
アニマルウェルフェア対応鶏舎ではコンピューターが何万通りの状況に合わせて、自動で動き、快適な温度の保っています。
他には、鶏たちのスペースの確保!
満員電車のようにぎゅうぎゅう詰めにするのではなく、
1区画に入れる鶏の数を決めて
広々と寛いで卵が産めるようにしています。
人間も満員電車で密着していると
体温が上がるしストレスを感じますが、鶏も同様です!
ビジネスとしては、鶏舎にぎゅうぎゅう詰めにした方が
たくさん卵ができるかもしれませんが、
鶏たちのストレス負荷が大きく、
寿命も短くなってしまいます。
鈴木養鶏場では、
『鶏たちに快適に過ごしてもらって健康的で元気に卵を産んでもらいたい』
という想いを大切にしています!!
夏も鶏たちが元気に産んでくれた卵を、ぜひご賞味くださいね!
すずらん食品館
鈴木養鶏場のたまごをたっぷり使ったスイーツ販売店
『すずらん食品館』
住所/大分県 速見郡日出町 藤原 5707-12
電話番号/ 0977-72-6734
ホームページ/ https://www.suzuran.shop/